子どもたちがあらゆる可能性を持てる社会を目指し、東京をホームタウンとする14のチーム・団体で立ち上がった「TOKYO UNITE」が、スポーツを頑張る子どもたちへと繋ぐチャリティーオークションを開催!!

スポーツをあきらめない。「#your shoes」。

「#your_shoes」は、コロナ禍による経済環境の悪化など、様々な事情によってスポーツをあきらめてしまう困窮家庭の子どもたちにスポーツシューズを届けたい。その想いから認定NPO法人キッズドアとともにTOKYO UNITE発足後第1弾プロジェクトとして立ち上げました。

今回は、その企画の一つとしてチャリティーオークションを開催いたします。

「your shoes」のネーミングには、“If I were in your shoes = 私があなたの立場だったら”という意味を込めています。もし自分自身が、スポーツをあきらめなければいけない環境にあったとしたら。大好きな習い事、部活動、スポーツクラブ・チームでの活動をあきらめなければいけなくなったら。そのような状況にある子どもたちが東京にもたくさんいるということを、今回の取り組みを通して多くの方に知っていただき、また支援をいただければ幸いです。

 



貴重なアイテムを、未来を担う子どもたちへ繋ぐ

今回のチャリティーオークションで得た収益は、現在実施しているクラウドファンディングによる資金とともに手数料を除いた全額を「シューズ購入費」に充てます。​そして認定NPO法人キッズドアが運営する「キッズドアファミリーサポート」(※)に登録されている東京都内のご家庭の子どもたちにスポーツシューズをお届けします。

TOKYO UNITEに参加しているチーム・団体の選手とファンの皆様、スポーツをあきらめない子どもたち、そしてそのご家庭とが1足のシューズで繋がり、さらに未来の東京へと繋がっていく。このプロジェクトが多くの子どもたちの未来を作れることを願っています。

(※)認定NPO法人キッズドア「ファミリーサポート事業」

認定NPO法人キッズドアでは、コロナ禍によってさらに苦しい状況となってしまった困窮子育て家庭を支援することを目的に、2020年にファミリーサポート事業を発足し、物資支援をスタートさせました。より根源的な支援活動を行うため、2022年から全国の困窮子育て家庭を対象に、困窮から抜け出すための物資・情報・就労支援を行い、現在では約2,700世帯の困窮子育て家庭が登録しています。


取り組む社会課題

日本の子どもの7人に1人が貧困状態であるということを聞いたことがあるかもしれませんが、特に「ひとり親家庭の貧困率」は48.1%で、実にひとり親の2人に1人が貧困となっており、これは先進国で最低水準にあります。母子世帯の就業率は国際的にみても高い水準であるにもかかわらず、非正規就業や低賃金などにより所得が上がらず、世界一働いているのに、世界一貧困=世界一ワーキングプアな国となっているのが現状です。

キッズドアファミリーサポートに登録しているご家庭も91%が母子家庭・57%が年収200万円以下となっており、毎日の食事も満足に摂れないなか、子どもの習い事や部活動に十分にお金を使うことができないという声がたくさん届いています。

この他にも、

部活用の専門的なシューズを買ってあげることができず、登下校用のスニーカーで部活をさせていた。それが原因で怪我をしてしまった...

ほかのみんなが半年に1回シューズを買い替えていたが、自分の子どもには3年間で1度しか買い替えてあげることができなかった...

といった実際の経験談や、シューズをはじめとする用具やウェアについての支援があれば習い事などを続けていきやすい、といった声もありました。


TOKYO UNITE

TOKYO UNITEは、東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体が競技の壁を越えて協力し合い、新たな価値を生み出すことを目的とした社会イノベーションプロジェクトです。それぞれの持つ知恵や経験、発信力を結集させることで、東京、そして東京におけるスポーツの魅力を高めるとともに、様々な社会課題と向き合いアクションを起こしていきます。


・ビジョン(TOKYO UNITEが描く将来像)

- 子どもたちがあらゆる可能性を持てる社会に。

- 私たちのホームタウンであるTOKYOを、世界でもっともエネルギーに満ちた都市に。

・ミッション(TOKYO UNITEの目的)

- 東京の様々なカルチャー、クリエイターらとコラボレーションをすることで、東京の魅力を最大化させる。

- 子どもたちがスポーツをできる環境、機会をひろげ、行動するきっかけをつくる。また、様々な困難を抱える子どもたちをサポートするために、発信等に取り組んでいく。

・バリュー(TOKYO UNITEの行動基準)

- 参加する14チーム・団体、そして関係する様々なステークホルダーとフラットで持続性のある関係をつくり、「コレクティブ・インパクト」(※)を生み出す。

(※)行政、企業、NPO、財団、有志団体など様々な立場の関係者が、組織の壁を越えて社会問題を解決するアプローチのこと

- 多様性(ダイバーシティ&インクルージョン)を尊重し、様々な人がまじりあう拠点でありつづける。

〈TOKYO UNITE参加チーム・団体〉

東京ヤクルトスワローズ、読売ジャイアンツ、FC東京、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、東京サントリーサンゴリアス、東芝ブレイブルーパス東京、リコーブラックラムズ東京、サンロッカーズ渋谷、アルバルク東京、Tokyo Frog Kings、木下マイスター東京、日本相撲協会